あれ?なんのことだろうと思うかも知れません。
実は太陽光発電設置後に起きる最近大問題となっているビスによる直接屋根板金に穴のあく取付工法である。
それがなぜ空き巣泥棒と関係があるかと言うと、こっそり知らないうちに室内に忍び込み
あれこれと土足で家じゅうをあさり廻り、何をいじったのか実に嫌な思いをするものです。
雨漏れもいつの間にか室内に入り込み、あれもこれも汚します。
しかし貴重な思い出のあるアルバムや思い出の手紙などが水浸しになってはお金に替えられません。
空き巣も同じ心の傷はお金に替えられないのです。
太陽光発電施工に伴うビス打ちは取付後約5年から発生するケースが多いと言われています。
安く施工したからと言って本当に得だったかは5年先の話です。
本州では先の大震災以来余震が多発しております。
北海道に多い無落雪屋根ならそのビス止め工法ではどうなってしまうでしょうか。
また、台風が地球温暖化により大型化していると聞きます。
特に無落雪屋根は雪のような垂直荷重には強いが、揚力を伴う力には弱いのです。
そもそも飛行機の羽根のごときパネルを取り付ける訳ですから想像がつくというものです。
このようなことは一般ユーザーにはあまり語られていません。
太陽光発電設備の一番の盲点は発電量の性能重視より、
その器具の据付技術が最も重要であることにユーザーは早く気がつくことです。